山域：長野県北アルプス 五龍岳
日時：2013/05/02-05
メンツ：タイメイ（下京）、K谷（下京）、K后（下京かいちょー）、ヤブ（岳人）、
N原（下京）、S立（岳人）、エロゲー（下京入るかも？）、N野（下京）
装備：テキトー
S立君のGPS軌跡 東上空から見た感じ
--05/02---
夜 大津SAと草津SAで集結
車2台で信州へ
02：40 五竜スキー場 駐車場着
エンジン掛けて寝てるバカがいる
うるさいんで一番はずれの場所で幕営
だがしかし
ちょっと喋ってたら
いきなりテントの外から「静かにしてね！」
と厳重注意
すんません すんませんm(__)m
03：06 就寝
--05/03---晴れ
06：00 起床（たぶん）
パタパタと用意して
国道のセブンイレブンへ
朝飯食って
08：56 テレキャビンに乗る
往復荷物アリで2000円
1.jpg)
09：05 到着
即歩く アイゼン無し
スキー場の中を歩くんで左右注意
このときどっかにボマ軍団が居たっちゅーことですねー
バテる前のヤブ不安そー
けっこうテレテレ歩きもシンドイ
ヤブが足攣ったとかでバテる
タイメイここぞとばかりに恩を売りまくる
「オルガン椅子分かってるやろな！」
山の先輩だという立場だけの露骨なパワハラで
善良な大工さんであるヤブにオルガン椅子作るのを強要してるのですー
こんなの
ってことでバテたヤブの荷物を担いであげるのであったー
二ヶ月全く運動してないくせにまあまあ歩けるタイメイ
「リードオルガンの足踏みってえートレーニングになるぞ」
とヒドイ励ましの御言葉を投げつけるタイメイ
途中洛中労山の団体さんとかと会ったり
威勢のよさそーな若者軍団は防衛大山岳部だったり
鹿島槍がドッカーーン！
こっち行きたかったよーな・・
13：17 大遠見山超えたところで幕営
時間有り余ってるし
スコップ売るほどあるんで完璧な整地
風よけブロック設置
テント入ってくつろいでたんだけど
N原君ら止まらなくなってきて
完璧なブロック壁施工
コレすごいわ
テントの屋根の高さまである
全面囲い
グレートウォールと命名
この過剰品質が今晩スゲー役立ったのであったりして
で各テントで晩飯
タイメイテントはN野君の彼女作
なんとソウメンつゆ使用すき焼き
ウメ！
20：00 就寝（たぶん）
どえらく風が強かったけど
グレートウォールのおかげでスヤスヤ
すばらしー！
---05/04--- まあ晴れ
03：00 気合で起床
エロゲー夜半に北アルプスに響き渡る歯ぎしりスゲかった
ここまで立派な歯ぎしり聞いたのは記憶に無い
「おめーあと数年で奥歯全部入れ歯になりかねんぞ
いやマジで
エロんとこ行ってマウスピースでも作ってもらえ」
飯は昨日の残りにきしめんぶっこみ
用意して
04：44 出発
G0班とG2班に別れる
途中気合のツェルト幕営グループに会う
G5行くらしい 泉州山岳会
コンジョーばりばりっぽい
昨日の風で泣きそうな目にあったらしいけど
一旦谷に降りて延々トラバース
タイメイ足首が終ってるのでこのトラバースが苦手
カニ歩きで泣きながら付いてく
1P目 S立君がしょっぱなリード
55度ぐらいの雪壁
ちょっと腐りはじめてる
立木でランニング取ってアイドリングクライミング
ヤブが二番目に登って
タイメイが後ろからせっつく
このピッチがダブルアックスって書いてたやつかなー？
2P目 簡単なんで
お次をヤブにやってもらう
落ちても死なないし
簡単なんだけど
いつまでたっても登って来いって言わないし
メンドイんで
「グォラ！ビレイはせんでもえーからロープたぐりあけんかーい！」
結局S立とタイメイはフリーソロ風
上がってみたらルベルソなのに
使い方全く分かってなかったみたいで
ATC折り返しビレイしとるがな！
しかもロープはグッチャグチャ 完全にパニパニ
まあS立君とタイメイが介護してるから
こんな新人にムチャなことさせてもなんとかなるんだけどね
「アルパイン行くんなら予習しとかんかい！」と軽くオセッキョー
「三回同じ事言わせんなよ
あと一回は我慢しといたる」
3P目 いやらし系草付きハイマツ登り
S立君
「こわー」
とか言いながらスタスタ登る
このピッチで実質登攀区間終り
あとはハイマツ混じりのゴロタ登り
これが長い
途中何度も足がヤバイみたいでヤブが休む
これヤブが座って休んでるの図
最後の稜線に出る前が岩稜
結構悪い
なのにS立君スタスタ行くもんだから
「こらーーーアカンアカン！ロープ出せーーー！」とタイメイ叫ぶ！
「ンだら！ヤブころげ落ちたら俺ら夜逃げするしかないんやゾッ！」
S立君なにせ8000ｍさみったー
大昔のアルパインブライテストホープ
レベルがちゃうんで初心者のこと考慮する回路が無い
ほんでもってアルパインはお遊びとはちゃいます
ヤブには「休め休め」と連呼指示
大工仕事には生活掛かってるんだろーけど
アルパインには命掛かってますねん
2ヶ月足踏みオルガンに専念してきたタイメイだからこそ分かる危険性（悲し）
10：25 G2を抜けて縦走路に出る
ここで
タイメイ「んな帰りましょ」
と提案したらピークハンターS立君が
「私五竜行ってきますー」
これはいいんだけど
ヤブがちょーしこいで無謀な色気だしやがる
「私も行きます」
「なぬーーー？」
こいつバカか？
ヤブ連れて降りるつもりだったんだけど
あほらしくなった
とタイメイだけ五竜山荘に降りて待った
お金持って無いんで
外で待つしかなーい
風つよいんすけどー
12：11 二人が無事到着
ヤブが財布持ってるんでS立君
エビスビール4本購入1本600円ナリ！
帰りに他のテント見ると
雪ブロック増築してますねー
これ泉州山岳会
やっぱ昨日の強風で泣きそうになったのね？
13：38 テント着
やることないんで
ウダウダと
16：40 で待望の晩飯
晩飯がなんと！自家製けいちゃん
すげーーーー！N野君の彼女超優秀
20：00 やっぱやることないで寝る
---05/05--- ドピーカン
04：00 明るいんで寝てられないし・・・
エロゲーのテントマットがウラヤマシー
ネオエアー
値段高いんだけど「温かい」
って言うし
圧倒的にコンパクト
欲しーーーーーー！
ただしこれ
某会社が輸入代理店
エグい値段付けてます
なので日本じゃ買わない！
たぶんポストモンスーンにあっちで買う
私の特製マットは結局失格っぽい
背中の雪の出ぱってるとこが冷たい
マットがつぶれてるからなのか？
N野君のイスカもイマサンみたい
ネアエアーなんだかパンクが怖いけど
普通のサーマレストだってパンクすれば徹夜せざるをえない
ならば薄々の軽いこいつが正解に思える
06：48 出発
暑い暑い
私は三日目なので筋肉痛
両足首がブラブラでちょっと不安定なとこでもビビる
私だけアイゼン履いた箇所があったりした
この足首の不安定さの改善が今後の大問題
キョヒ靭帯が伸びてるからなんだろうけど（切れてるかも？笑）
筋トレでもやるしかないかなー？
08：53 テレキャビン乗って
09：02 到着
あーくたびれた
店広げて荷物の整理
09：24 出発
10：01 木崎湖の温泉
「ゆーぷる木崎湖」
に入る
なんだか痛車が多い
エロゲーの解説によると
なんでも木崎湖ってエロゲーの聖地らしい
私たち健全な人間にはさっぱり分からんけど
さすがエロゲー
と思ってたんだけど
ググったらエロゲーってワケでもさなそー
「おねがい☆ティーチャー」ってアニメの舞台なんだそーで
エロゲーはエロゲーでしか世間を見てないっちゅ〜こってすな（爆）
実はタイメイけっこう痛車好き
一台ぐらい痛チャリ仕様やってもいいんだけど
ディスクホイールでやらかしたいし・・・
ボマ軍団に一人痛車さんいるらしい
深いなー
で変なこと思い出した
昔々この木崎湖で
桟橋から落としたカーボンの釣竿を
潜って取ってくるってバイトやったことがある
タイメイって芸域広いなー（笑）
ここ水深6ｍだったかなー？
このころ素潜り好きだったんで15ｍは潜れてた
ってことは6ｍなんてヨユー
10：44 出発
岡谷へ！
でやねー
安曇野ICまでで大渋滞
大王わさびってあるやないですか
あすこで上りも下りもみーーーーんな入ろうとする
お前らアホか？
こんな田んぼでわさび見てどないすんねん？
ってことで「わさび渋滞」と命名
わさびって京都北山にもありまっせ
12：24 我々の聖地 岡谷の「来々軒」
会長さまが先頭
食うぞーーーー！
来々軒の我々の評価は例外なく最高レベルなんだけど
ネットじゃヒデーこと書く人もいるのねー
たぶん8回ぐらい来てるんで
この店の味は
安定してます
ってことは食べログの人って痛い人も多いってことえだろーなー
私は季節モンの豆乳冷麺
めっちゃうまかったーーー！
家で再現しなくては！
で以前来々軒の娘さんに紹介してもらった近所の「白樺」に出撃
私んとこのネコ（飼い猫のチカとノラのタビ）に餌やってもらったお礼にオミヤゲ買いました
ここもおいしい
白樺ご近所のネコ 洋ネコ入ってます
高速乗って帰る
途中あんまり渋滞無かったけど
草津SAは入るのに渋滞だった（笑）
で解散
帰ってきたらノラのタビがお迎え
飼い猫のはずのチカはまたもや行方不明
「もーえーわい タビがいるし」
と諦めてたら翌日夕方「にゃあ」とヒザに乗ってきた
家畜としてこの態度はどうか？と思う
参考までにジェットボイル1.5L鍋使用でのガス消費量
218→0ｇ＝218ｇ
194→94ｇ＝100ｇ
合計318ｇ
4人なので
一人1日当たり39.75ｇ消費
寝袋
三泊して
840ｇ
帰ってから天日で乾かして
770ｇ
つまり70ｇ濡れてたってことになります
（カリカリに乾かしたんでもう少し濡れは少ないだろーけど）
もちろん諸悪のコンゲンであるシュラフカバーは使用してません
これぐらいの濡れだとロフトはまだありました
もしシュラカバしてたら濡れはこんなもんやないでしょーね
シュラカバしてると一晩で100ｇ以上濡れます
実はテント3泊ってのは寝袋に羽毛を使うか化繊を使うかの損益分岐点なのです